ADSLは周知の通り、電話線を利用したインターネット接続を可能にしました。
電話といえば、NTT。それは疑いもない事実。
電話線を使ったサービスなんだから、NTTが一番だ。
そう思うかもしれないのですが、実は違います。
ADSLのシェアをみると、実に6割をSoftBankが占める。
NTTは2割しかないんです。
これはもう孫社長の作戦勝ちだったと言ってもいいかもしれません。
彼は2001年、ヤフー株式会社と共同でADSL接続サービスのYahoo!BBの提供を本格的に開始。
当時、ADSL事業の多くが1.5Mbps接続で月額5,000円から6,000円だったのに対し、8Mbps接続で月額3,017円という圧倒的な低価格での業界参入をしました。
さらに、街頭でのADSLモデム無料配布や大量宣伝が効果を発揮し、インターネットするならヤフーと考える人が多くなりました。
孫社長のエピソードで、こういうものがあります。
孫がヤフーBBのブロードバンドビジネスを始めるにあたり、取り巻きの太鼓持ちの人が驚いて
「孫社長、本気であのNTTと戦おうというおつもりですか? こっちはどう見ても竹槍程度の兵力です。竹槍部隊であの強大なNTTという軍艦に立ち向っていくようなものですよ、それでも本気であなたは戦うおつもりですか?」
と聞いたところ、孫はしたり顔で
「男が勝負するんならNTTぐらいの大きさがちょうど良いんだよ、それ以下だったら弱いものイジメだよ」
と答えて太鼓持ちを驚かせたという。(Wikipediaより)
さて、そんな中NTTはほとんどADSLの宣伝をしていませんでした。
では何をしていたのか。
一生懸命光ファイバーを電柱間に配備していたんです。
NTTは、ADSLより先のことを考えていたんですね。
今はADSLから光に変わろうとしています。
光のシェアはNTTが7割。SoftBankはたったの1割です。
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